大分県は本当に”おんせん県”なのか、別府市民が調査してみた
大分県の別府温泉は、温泉の源泉数と湧出量が日本一!と言われています。
実際に現在別府市に住んでいる私の体感としても、数メートル歩けば大小さまざまな温泉施設を
見かけます。
施設の種類も様々で、観光客向けの旅館やホテルから、一見民家にも見えるような個人経営の
小さな温泉、さらに別府市や地区の自治体が管理している市営・区営温泉や、病気やけがの療養のための
湯治施設などもあるんです。
さらに、地域によっては道の側溝からも温泉の噴気や湯気が立ち昇るのが日常的な光景。
地元の人間から見ても多くの温泉があると感じる別府ですが、数字として見てみるとどのくらい
多いのでしょうか?
別府温泉のお湯の量、いろいろな温泉地と比べてみた
温泉の豊富さを考えるときに重要になるのが、源泉数と湧出量です。
源泉数は地中からお湯が沸きだしている場所のこと、湧出量はその源泉から1分間に採取できる
お湯の量(掘削した量、ポンプなどで汲み上げた量も含む)です。
この数字が日本で一番多いとして、大分県は他の温泉地に先駆けておんせん県を
名乗っているんですよ。
大分県のホームページによると、2021年時点での別府の源泉数は2,856、湧出量は
102,975リットル/分と報告されています。確かに、数字を見てみるとかなり多いように感じますね。
では、他県の温泉地と比べてどのくらい多いのでしょう?
有名な温泉地をそれぞれ比較してみましょう。
- 大分県別府温泉/源泉数2,856、湧出量102,975リットル/分
- 群馬県草津温泉/主に6つの大きな源泉(小源泉も多数)、湧出量約27,000/分
- 静岡県熱海温泉/源泉数435、湧出量18,000リットル/分
- 神奈川県箱根温泉/源泉数364、湧出量19,500リットル/分
- 北海道登別温泉/源泉数約36、湧出量3,000リットル/分
こうしてみると、確かに別府が豊富な温泉資源に恵まれていることがよくわかりますね。ちなみに、
ポンプなどで汲み上げたものを含まない自然湧出量NO.1は群馬の草津温泉です。
さらに別府の温泉は地域によって泉質(温泉の成分)が違っていて、地域ごとに8つの
温泉郷に分けられます。いわゆる別府八湯ですね。
お湯の量だけでなく個性豊かな泉質も楽しむことができるなんて、まさにおんせん県といって
差し支えないのではないでしょうか?
ちなみに……
なにをもって「温泉が湧き出ている」と判断するのかですが、
「温泉源から摂取されるときの温度が摂氏25℃以上」もしくは、
「温泉法で定められている物質(水素イオン、メタケイ酸、遊離CO2など)を含有している」ことが
温泉として認められる最低条件になっています。
この定義から考えると、「源泉の温度は低いが温泉成分を含んでいる」ものも、
「源泉の温度は高いが温泉成分は含んでいない」ものも、どちらもきちんと温泉として
認められるようです。
25℃といわれるとどちらかというと地下水に近いように思ってしまいますが、定義的に言えば
温泉だなんて意外ですね。
さらに詳しく知りたい方は、環境省のHPをぜひご覧ください。
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