夜更かしも朝活もOK!早朝・深夜にも楽しめる別府の温泉施設6選

温泉が市民にとって非常に身近な存在である大分県別府市には、地元の方や日帰りで別府温泉を訪れた方でも利用しやすいように、早朝・深夜も営業している温泉施設が多数存在します。

仕事終わりや旅の途中、何となく眠れない時や早起きした時など、他のお店が開いていないような時間帯でも「温泉に入りたい!」と思い立った時にふらっと立ち寄れる場所があるというのは、なんだかとっても素敵ですよね。
深夜の静かな雰囲気や日が昇ったばかりの朝の清々しい空気の中で温泉に入るというのも、普段と違う雰囲気が味わえてとっても楽しいですよ。

今回は、早起きさん・夜更かしさんにもおすすめな、早朝や夜遅い時間帯も利用できる別府市内の温泉施設を6か所ご紹介します。

深夜も営業している日帰り温泉3選

仕事終わりに温泉で疲れを癒したい方や、ツーリングなど長旅中でお疲れの方におすすめなのが、スーパー銭湯のように気軽に利用できる日帰り温泉施設です。

日帰り温泉施設ではジェットバスや電気風呂、サウナなど体を癒してくれる様々な種類のお風呂が用意されているだけでなく、お風呂上りに体を休めることのできる休憩スペースが用意されていることが多いため、心身ともにリラックスして日々の疲れを解消することができますよ。

また、シャンプーやタオルに髭剃りなど、入浴の際に必要なものの多くは施設内で購入できるので、わざわざお風呂セットを用意しなくても手ぶらで訪れることができるのも魅力的ですね。

ここでは3か所の日帰り温泉施設をご紹介します。
気になる施設があったらぜひ訪れてみてくださいね。

ひょうたん温泉

ひょうたん温泉

ひょうたん温泉は、この温泉ブログでも何度か紹介している別府市鉄輪にある人気温泉施設です。

岩風呂や歩行湯など男女でそれぞれ異なる温泉とむし湯(サウナ)などが楽しめる大浴場の他、プライベートな空間でリラックスできる家族湯や温泉の蒸気であたためた砂を体にかけてデトックスする砂湯など、施設内だけで多種多様な温泉を楽しむことができるのが魅力の施設です。

ひょうたん温泉ではお風呂に入った後もゆっくり過ごすことができるように、手足を伸ばして寝転べる畳の休憩スペースやベンチに座って景色を見ながら休憩できる中庭が備えられているので、温泉に入った後ものんびりリラックスして過ごすことができますよ。
駐車場も広く車やバイクでも立ち寄りやすいため、車での旅やツーリングの途中に立ち寄るのもおすすめな場所です。

ひょうたん温泉 打たせ湯

ひょうたん温泉の営業時間は朝9:00から深夜1:00まで(大浴場利用は24:00まで)。施設から出ていかない限りは何度でも大浴場に入りなおすことができるので、朝から晩までのんびり温泉三昧で過ごすことができるのが嬉しいですね。

ちなみに、別府ならではの料理「地獄蒸し」が食べられるお食事処の利用は21時までとなっているので、お食事をとりたい場合はお早めにどうぞ。

施設情報

住所〒874-0042 大分県別府市鉄輪159-2
電話番号0977-66-0527
入湯料金

大人(13歳以上):1020円
子ども(7~12歳) :400円
幼児(4~6歳):280円
3歳以下:無料

家族湯(60分、3名):2400円~3600円

営業時間

9:00〜深夜1:00

大浴場:9:00~24:00
砂湯:9:00~23:00(22:30受付終了)

年2~3回臨時休業(休業日はHPでお知らせ)

泉質塩化物泉
交通アクセス

バス停「地獄原」「ひょうたん温泉」から徒歩2分

駐車場100台
HPひょうたん温泉

 

夢たまて筥

夢たまて筥は、別府市鉄輪にあるホテル風月の敷地内に併設された温泉施設です。
ホテルの宿泊者はもちろん、一般の立ち寄り客も利用できるため夏休みシーズンなどは大変にぎわう人気の施設になっています。

別府の温泉は浴槽のお湯が熱めの場所も多いのですが、夢たまて筥では熱すぎずぬるすぎない程度に湯温が調整されているので、熱いお湯が苦手な方やお子様連れの方も安心して温泉を楽しむことができるのがポイントです。

大浴場では定番の露天風呂やジェットバス、電気風呂、テレビを見ながら入れる寝湯の他に、箱の中に入って温泉の蒸気で蒸される「箱蒸し」という珍しいスタイルのサウナなど、様々な種類のお風呂に入ることができますよ。

お風呂上りは無料のドリンクコーナーでほっと一息ついたり、マッサージチェアやリラックスできるサマーベッドに横たわってゆったりくつろぎタイムを過ごすことができるので、心身ともにリラックスして癒されることができそうです。

青空の下で伸びをする女性

営業時間は朝7:00から深夜2:00までと非常に長いため、時間を気にせずに行きたい!と思ったタイミングで利用することができます。
休日や夏休みシーズンなどは温泉を利用するお客様も増えて混雑しがちなので、人の少なくなる深夜にも利用できるのはとっても助かりますよね。

ちなみに、同じくホテル風月の敷地内には食事やお土産の購入ができる「里の駅かんなわ」という施設が併設されていて、こちらは21:00まで営業しています。
お食事どころ「蒸de喜屋」では別府名物の地獄蒸しを味わうことができるので、こちらもぜひ訪れてみてくださいね。

施設情報

住所〒874-0840 大分県別府市北中1
電話番号0570-550-078
入湯料金

大人(中学生以上):平日580円、土日祝580円~780円、繁忙期980円
小学生:平日290円、土日祝290円~390円、繁忙期490円
3歳以上~小学生未満:平日150円、土日祝150円~200円、繁忙期250円
3歳未満:無料
※土日祝は時間帯によって料金が変動します。

家族湯(60分):2000円

営業時間

7:00~深夜2:00 (最終受付時間は深夜1:30)

泉質塩化物泉
交通アクセス

バス停「北中」「砂原」から徒歩1分

駐車場150台
HP【公式】湯快リゾート 夢たまて筥のご紹介

 

別府鉄輪温泉やまなみの湯

積みあがった洗面器

別府鉄輪温泉やまなみの湯は、別府市民に愛されているスーパー銭湯です。
スーパー銭湯と言ってもそこはおんせん県おおいた。普通のお湯ではなく源泉から引いた温泉に入ることができます。

やまなみの湯は温泉だけでなくサウナにも力を入れている施設で、セルフロウリュサウナや塩サウナ、漢方サウナなど、男女それぞれの浴場ごとに異なるサウナ室と鉄輪温泉の源泉を使用した水風呂、外気浴のための屋外デッキなど充実した設備を備えています。

さらに、全11室ある家族湯の中にはサウナルーム付きのVIP室「桜の湯」というものもあり、一人でじっくりサウナと向き合いたいサウナ―の方や、サウナ好きの友達や家族同士での利用にもおすすめですよ。

サウナストーン

サウナの種類や大浴場で入れる温泉は男湯と女湯で微妙に種類が異なっているのですが、浴場は2~3日ごとに入れ替えられているので訪れるたびに違うお風呂やサウナが楽しめるのも面白いですよ。

営業時間はお昼の12:00から翌朝8 : 40まで、さらに土日祝日は24時間営業となっています。
ちなみにやまなみの湯には有料の仮眠室が備えられており、備え付けの毛布も自由に使うことができるため、簡易的ではありますが宿泊施設のように利用することもできますよ。
施設内では約3000冊の漫画を自由に読むこともできるため、夜更かしにはもってこいですね。

施設情報

住所〒874-0845 大分県別府市北中7-2 ダイヤモンドビル1F
電話番号0977-67-4126
入湯料金

大人(中学生以上):480円
4才〜小学生:220円
0才〜3才:無料
親子セット:600円

家族湯(60分):2000円(サウナ付きVIP室は2800円)

営業時間

平日:12:00~翌朝8 : 40(月2回月曜日は15:00~)
土、日、祝日:24時間営業

年中無休

泉質アルカリ単純泉
交通アクセス

JR別府大学駅から徒歩20分

駐車場700台
HP

別府鉄輪温泉やまなみの湯

 

早朝、深夜も利用できるジモ泉・市営温泉3選

温泉に入る女性

別府市民が普段使いしている区営や市営の共同浴場ことジモ泉は、地元の方がいつでも気軽に利用できるように朝6時頃から夜は23時頃までと長い時間営業している施設が多いのが特徴です。
温泉に入りたい!と思ったらいつでも気軽にアクセスできるため、別府市民にとっては朝風呂や仕事終わりの入浴などライフスタイルに合わせて利用できる身近なお風呂なんです。

地域密着型のジモ泉ではありますが、市外・県外から来た方も自由に利用することができる施設も数多く存在するため、地元の方だけでなく全国各地に住む温泉ファンからも幅広く愛されているんですよ。

温泉に入る女性

温泉ブログではジモ泉を利用する時に知っておきたい別府ならではのローカルルール入浴マナーを解説した記事も投稿しているので、別府の温泉文化に興味がある方やこれからジモ泉通いを始めてみたい方はぜひ読んでみてくださいね。

ここでは、ジモ泉の中でも特に朝早い時間から開いていたり、深夜まで営業している施設を3か所ご紹介します。
今回紹介する施設以外にも早朝や深夜に営業しているジモ泉はたくさんあるので、88か所の温泉を巡って温泉名人を目指すスタンプラリー「別府八湯温泉道」の公式HPなども見ながら、行ってみたい温泉を探してみてくださいね。

東町温泉

東町温泉2

東町温泉は、別府の南端にある「浜脇温泉」と呼ばれる温泉地帯にあるジモ泉です。
JR東別府駅から歩いてすぐというアクセスのよい場所にあり、電車の待ち時間に温泉に入っていく方も多いようですよ。

施設は2階が公民館、1階が温泉の受付となっており、脱衣所と浴室は階段を降りた地下にあります。
「地下や半地下に浴室があり、地上に受付」という造りは実はジモ泉としてはかなり一般的。
別府に古くからある温泉施設の多くは、地下から沸きだす源泉をポンプでくみ上げることなく直接浴槽に溜められるよう、このように地下に浴室がある造りになっているんです。

東町温泉は早朝から営業している場所が多いジモ泉の中でも群を抜いて早くから開いており、朝の5:30には利用することができます。
東別府駅に始発電車が停車するのは上りで5:43頃、下りで5:56頃なので、始発から降りてすぐに温泉に入れるのが嬉しいですね。

古くからある温泉ということもあって、施設内はまるで昭和にタイムスリップしたような気分が味わえるレトロな風情たっぷり。
浴室や脱衣所の壁には別府市在住のイラストレーターさんが手がけた優しい色合いの銭湯画が描かれており、こちらも必見ですよ。

施設情報

住所〒874-0947 大分県別府市浜脇1丁目16−1
電話番号0977-21-1267
入湯料金200円
営業時間

5:30〜22:45(受付は22:30まで)

年中無休

泉質単純温泉
交通アクセス

バス停「湯都ピア浜脇」から徒歩5分

JR東別府駅から徒歩1分

駐車場5台
HP第139番 東町温泉 – 別府八湯温泉道

日の出温泉

日の出温泉は別府の海沿いを通る国道10号線沿いにあるジモ泉です。
海の近くということもあり、昔はこの浴場から日の出が見えたのではないかと想像できる名前ですね。

日の出温泉は午前は6:30から12:00まで、午後は14:30から深夜0:00までと営業時間が長く、早朝から夜遅くまで利用できることから地元の方もよく利用する施設ですが、この温泉の特徴は何と言っても湯船のお湯がとっても熱いことです。

別府のジモ泉の多くは源泉かけ流しとなっており大地の恵みであるミネラルやイオンたっぷりの温泉に浸かることができるのですが、別府温泉の源泉温度は平均50~60℃程度、浴槽のお湯も45℃前後と熱めの場所がほとんど。
日の出温泉はそんなジモ泉の中でも特にお湯が熱いことで有名で、湯船の温度はいつもだいたい46℃くらいはあるのだそうです。

この熱いお湯がいい!という地元の常連客やあつ湯好きの方に支持されている温泉ではありますが、初めて入る方の中には5秒も浸かっていられないという方もいるほどなので、熱いお湯が苦手な方は無理をせず他の利用者さんに断ってから加水しながら入るのがおすすめです。
また、2024年現在は浴槽の一部を壁で区切ったぬる湯スペースも造られているようなので、ぬる湯から徐々に熱さに体を慣らすのがいいかもしれませんね。

熱めのお湯は交感神経を刺激してやる気を出したり気分をシャキッとさせる効果もあるため、なんだか体がだるくてやる気が出ない時は日の出温泉に浸かって活力を取り戻してみませんか?

施設情報

住所〒874-0945 大分県別府市浜町22−10
電話番号なし
入湯料金200円
営業時間

6:30〜12:00/14:30〜深夜0:00

年中無休

泉質単純温泉
交通アクセス

バス停「湯都ピア浜脇」から徒歩6分

JR東別府駅から徒歩7分

駐車場10台
HP第37番 日の出温泉 – 別府八湯温泉道

浜脇温泉

浜脇温泉は別府市が運営する市営温泉で、温泉地の名前を冠していることからもわかる通り、浜脇温泉地域を代表する温泉です。
建物の外では平安時代に制作されたとされる浜脇薬師如来像もお祀りされていて、この地域の温泉地としての歴史の長さを感じられます。

浜脇温泉は元々隣にある温泉施設「湯都ピア浜脇」と併せて「浜脇高等温泉」という1つの大きな温泉施設だったのですが、平成になって再開発された際に「シンプルかつリーズナブルで普段使いしやすい浜脇温泉」「市民の健康増進を目的とした多目的温泉施設の湯都ピア浜脇」と性質の違う2つの温泉施設に分けられました。
現在でも高等温泉と呼ばれていた頃の浜脇温泉や周辺地域の様子を知ることができるものとして、かつて建物の一部だったアーチ型のモニュメントやかつての建物の写真を見ることができる掲示板などが残されていますよ。

浜脇温泉

浜脇温泉の営業時間は朝6:30から夜は深夜1:00までと、掃除のため途中1時間ほど入浴できない時間もあるものの、早朝から深夜まで長い時間営業しています
特に日付が変わってからも営業している温泉は市営温泉やジモ泉としては非常に珍しいので、夜遅くまで営業している温泉をお探しの方は要チェックな施設ですよ。

こちらの温泉も日の出温泉と同様に浴槽が壁で仕切られ、片方は源泉かけ流しのあつ湯、もう片方は加水して入りやすい温度にしたぬる湯とお湯の温度によって分けられています。
浜脇温泉は日の出温泉と比べると浴槽がかなり広いため、人の少ない時間であれば手足を伸ばしてくつろぎながら入ることができるのではないでしょうか。
お子様や熱いお湯が苦手な方はぜひぬる湯からチャレンジしてみてくださいね。

施設情報​

住所〒874-0947 大分県別府市浜脇1丁目8−20
電話番号0977-25-8118
営業時間

6:30~25:00
※14:00~15:00までの1時間は清掃時間のため入浴不可

定休日: 第3月曜日(祝日のときは変更の場合あり)

利用料金大人(中学生以上):200円
小学生:100円
小学生未満:無料
泉質単純温泉
交通アクセス

バス停「湯都ピア浜脇」から徒歩1分

JR東別府駅から徒歩7分

駐車場14台
HP浜脇温泉|別府市

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